出版社内容情報
専門知識を活かしつつ、利用者の思いに添った相談援助を行うには――法律相談を題材に実践的に検討する
目次
第1部 専門職としての相談援助活動の探求(専門職による相談への着目;本書の構成と採用する方法論)
第2部 日常相談との比較からみた専門的相談の特徴(日常相談はどのように遂行されるか;法律相談はどのように遂行されるか)
第3部 相互行為という観点からみた専門的相談の課題(相談者と弁護士の思いはいかにして食い違うか;法律相談の相互行為にはどのような機能が内在するか)
第4部 専門的相談の発展に向けた実践的検討(事例検討会という方法;事例検討会を通じてみえてきた実践的課題)
第5部 今後の展望(相談援助活動の発展に向けて)
著者等紹介
原田杏子[ハラダキョウコ]
1978年生まれ。2006年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2008年博士(教育学)。現在、八王子少年鑑別所法務教官(2009年4月より千葉少年鑑別所法務技官)、東京大学大学院教育学研究科教育学研究員、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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