出版社内容情報
代表的な仏教教団のひとつである真宗大谷派は、近代社会に向き合うなかでいかなる変化をとげたのか。教団組織の改革運動に注目し、外部からの宗教への批判、軍国主義の時代、新宗教の台頭など、いくつもの危機に直面した宗教者たちの軌跡をたどる。
【目次】
1章 信仰と組織改革の論理:真宗大谷派の改革運動と近代日本
2章 分析枠組みと事例の概要:教団組織論と改革派の系譜
3章 「宗教」と「反宗教」の近代:マルクス主義的宗教批判の生成
4章 戦争と改革派の動員:組織の合理化と教学の再編成
5章 封建遺制批判と教団改革運動:「真人社」の結成と課題
6章 大衆の時代と浄土真宗:同朋会運動の展開と課題
7章 教団改革の帰結:宗憲改正にみる法学の論理と教学の論理
8章 結論:改革の帰結と浄土真宗の新たな課題



