目次
第1部 フッサール現象学の誕生と方法の成立(フッサール現象学前史―フッサールを意識の志向性の研究に向かわせた諸要因について;現象学の誕生―『論理学研究』;現象学的還元の生成 ほか)
第2部 静態的現象学から発生的現象学へ(『イデーン2』のテクスト成立史と原草稿について;純粋自我の現象学的分析と発生の問題;心と人格の現象学的分析と発生の問題)
第3部 発生的現象学の方法論(発生的現象学の理念の自覚;具体的分析の試み―他者経験の構造と発生;還元の「新しい道」 ほか)
著者等紹介
榊原哲也[サカキバラテツヤ]
1958年静岡県に生まれる。1983年東京大学文学部卒業。1986年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1988年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。2009年博士(文学)(東京大学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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