人生と病いの語り

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130151221
  • NDC分類 140.7
  • Cコード C3311

内容説明

人生の「意味」づけと変化のプロセスをたどる実践とは?多様な文脈と相互関係のなかで共同生成されていく語りを、豊富な事例を通して見つめ、質的研究の方法論を広げる。

目次

人生と病いの語り
1 失うことと生きること(喪失を生きるナラティヴ―「千の風になって」;失語症の“語り”を聴くこと―“病い”の構築という視点から;自死遺族の語り―今、返事を書くということ)
2 ライフサイクルと臨床の知(小児がんの子どもの闘病体験―研究という名の長距離走;ナラティヴ・ベイスト・メディスンと臨床知―青年期慢性疼痛事例における語りの変容過程;人生半ばのアイデンティティ危機の理解―中年期危機に対する発達臨床的アプローチ)
3 病いの語りと治療の道のり(物語としてのカウンセリング;認知行動療法と語り;病いの語りと人生の変容・再考―病いと物語(ナラティヴ)の諸相)

著者等紹介

やまだようこ[ヤマダヨウコ]
本名・山田洋子。京都大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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