日本の近代思想を読みなおす<br> 日本の近代思想を読みなおす7 歴史

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  • サイズ 46判
  • 商品コード 9784130142571
  • Cコード C1321

出版社内容情報

事象を記すことが、同時にそれを評価することでもあった東アジアの史書。その伝統を乗り越えようとした者、継いだ者、歴史の意味そのものを問うた者。十五人が歴史と向き合った軌跡を、原典の要所と解説でたどる。若い世代に手渡す近代思想のアンソロジー。

【シリーズの特長】
●日本の近代思想を15のテーマに分け、その新たな読みなおしを提案する。
●近代を反映する重要テキストを精選・収録し、第一線の研究者が解説を付す。
●危機の時代である現代において、時勢に流されることのない基礎的かつ確実な内容を提示する。



【目次】

シリーズ 刊行にあたって
凡例

総論 日本における〈日本の歴史〉の歴史──『大日本史』登場まで
 一 古典注釈と歴史解釈
 二 東アジアにおける史書の起源と日本での沿革
 三 『日本書紀』と「日本」の誕生
 四 六国史・鏡物・史論
 五 水戸学の影響──尊王攘夷と吉野朝
 六 本書のねらい

Ⅰ 『大日本史』を超克する
 一 彰考館員の一族──山川菊栄
 二 政府の史官──重野安繹と久米邦武
 三 在野の言論人──山路愛山
 資料編
 「翠軒と幽谷」「学派の争い 芽生える」山川菊栄
 「国史編纂の方法を論ず」重野安繹
 「勧懲の旧習を洗ふて歴史を見よ」久米邦武
 「日本現代の史学及び史家」山路愛山
Ⅱ 歴史を省察する
 一 皇国史観の権化──平泉澄
 二 京都学派の哲学者──三木清
 三 唯物史観の泰斗──石母田正
 資料編
 「国史学の骨髄」平泉澄
 「史観の構造」三木清
 「武士団の成立(後半)石母田正」
Ⅲ 史観を創造する
 一 文化史への着目──内藤湖南
 二 ジェンダー史の草分け──高群逸枝
 三 生態史観の提唱──梅棹忠夫
 資料編
 「概括的唐宋時代観」内藤湖南
 「女性文化がくずれた」高群逸枝
 「文明の生態史観」梅棹忠雄
Ⅳ 日本を発見する
 一 アジア主義から見た日本──大川周明
 二 記紀の形成から見た日本──津田左右吉
 三 非農業民から見た日本──網野善彦
 資料編
 「世界史を経緯しつつある二問題」大川周明
 「日本思想形成の過程(後半)」津田左右吉
 「「社会構成史的次元」と「民族史的次元」について」網野善彦
Ⅴ 徳川時代を再評価する
 一 勤勉革命──速水融
 二 徳川の平和──芳賀徹
 資料編
 「産業革命対勤勉革命」速水融
 「〈徳川の平和〉小論」芳賀徹

おわりに