出版社内容情報
古代・中世から近代、そして現代思想のダイナミックな流れを通してヨーロッパ社会の根源をとらえた名著、新組による待望の復刊。新たに本書刊行以降の社会思想の展開をまとめた「あとがき」を付し、今日のグローバルな課題に向き合うための視座を与える。
内容説明
ロングセラー教科書、待望の復刊!古代から現代までのダイナミックな思想の流れを通してヨーロッパ社会の根源をとらえた名著。新たに著者による「あとがき」を付し、今日のグローバルな課題に向き合う視座を与える。
目次
1 古代・中世(古代ギリシアの社会思想;古代末期と中世の社会思想)
2 近代(政治・宗教・自然観の転換;社会契約思想;市民(経済・産業)社会論)
3 現代(理性的「人間‐世界」観への挑戦;社会思想の二十世紀的展開)
著者等紹介
山脇直司[ヤマワキナオシ]
東京大学名誉教授。1949年生まれ。一橋大学経済学部卒業、上智大学大学院哲学研究科を経て、ミュンヘン大学にて哲学博士号を取得。1988年東京大学教養学部助教授、1993年から2013年まで同教授および1996年以降東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。2013年星槎大学教授、2019年から2023年まで同学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古代ギリシア: ソフィスト ソクラテス プラトンの国家論 アリストテレス 古代末期と中世: ストア学派 ヘブライズム アウグスチヌス トマス・アクィナス 政治・宗教・自然観の転換: ルネサンス期 宗教改革 近代自然科学 社会契約思想: 抵抗権・主権論・国際法 ホッブズ ロック ルソー スピノザ、ライプニッツ、カント 市民社会論: スミス フランス革命後 初期社会主義思想 マルクス 人間‐世界観: ダーウィニズム ニーチェ・ニヒリズム フロイト 20世紀的展開: マルクス主義 大衆社会論と批判的社会理論2024/02/23