ヨーロッパ社会思想史

ヨーロッパ社会思想史

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  • サイズ A5判/ページ数 193,/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784130120517
  • NDC分類 309.023
  • Cコード C3010

出版社内容情報

プラトンから現代のフランクフルト学派まで,マキアヴェリからソビエト連邦の解体まで,はじめての通史を試みる.近代では社会契約説が,現代では近代批判の諸相が焦点となる.ヨーロッパの歴史と思想の織りなすドラマを,骨太に描いた話題の概説書.

目次

1 古代・中世(古代ギリシアの社会思想;古代末期と中世の社会思想)
2 近代(政治・宗教・自然観の転換;社会契約思想;市民〈経済・産業〉社会論)
3 現代(理性的「人間‐世界」観への挑戦;社会思想の20世紀的展開)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

18
ヨーロッパの古代ギリシャから現代までの社会思想の歴史を概観したもの。たぶん教養学部の教科書ではないかと感じます。さらっと一通りの流れを説明して今後専門に言ったときにはさらに個別の研究書に当たっていくべきなのでしょう。一通り勉強するのには向いているのではないかと思いました。2014/08/28

郵便屋

2
内容は基本的。でもあらかじめそれぞれの思想家たちに対するある程度の知識は必要だと思う。思想家たちの関連性がよくわかる。2012/05/09

ぱぷわ

1
簡潔かつ大量の情報がある。ギリシャ哲学にて国家のあり方、自然のあり方が考えられ、それは平等主義や自然法に発展し、キリスト教に統合され、神の法=自然法、神の前の平等になる。その後世俗と宗教は分離され、キリスト教としてあるべき両者が求められ、自然法則や人間論も神に基づいて語られる。教皇権の濫用により、宗教のあり方に反発があり、プロテスタントが生まれると同時に、科学の発展により、人間論や自然法則が神の領域から科学の領域に移る。ここで、神の法に反した統治に対する抵抗権や、自然権思想が出てくる。 政治社会に対比され2013/01/10

home alone

1
文字通りヨーロッパの社会思想史の本。社会思想だから(だけど)当然哲学者が多い。というか殆ど哲学者ばかり。だから哲学思想入門にもいい2012/11/07

自然堂

1
前提知識本の案内書といった趣。古代から現代に至るヨーロッパの思想的潮流を体系的に理解する為に最低限押さえておかねばならないポイントが網羅的に挙げられている。門外漢な自分には理解できない記述も多かったが、挙げられている中でいくつか気になる著作もあったので読んでみたい。しかし、本来的にそういうものなのかもしれないが、博学者っていうのはなんというか、ギリギリアウトみたいな人間ばかりだなぁ…wここまで物事を突き詰めて考えられると生き難いようにも思えるし、至極生き易いようにも見える。不思議なもんだ。2012/04/11

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