出版社内容情報
今やスタンダードである、実証に基づく臨床心理学への大きな流れを作った認知行動アプローチ。不安、ストレス、抑うつなど、日常・臨床の問題ごとに、世界的な動向を踏まえつつ、日本における研究・実践の展開を紹介し、今後の方向性を示す。臨床心理学に携わる人必読のハンドブック。
内容説明
実証に基づく臨床心理学の現在地。不安とストレス・反復思考・抑うつ・統合失調症・パーソナリティに関連する問題中心の実用的構成。世界的動向を踏まえつつ、日本における研究・実践の展開をバランスよくレビューした、公認心理師必携のハンドブック。
目次
第1部 不安とストレス障害(不安症;社交不安症 ほか)
第2部 反復思考(不安と認知バイアス;反復思考 ほか)
第3部 抑うつに関連した問題(抑うつと心理社会的側面;抑うつと記憶 ほか)
第4部 幻覚・妄想および統合失調症(一般人口における精神病症状体験;被害観念と社交不安 ほか)
第5部 パーソナリティとそれに関連する障害(パーソナリティ理論と公認心理師の実践―ビッグ5理論の可能性;完全主義の臨床心理学 ほか)
著者等紹介
丹野義彦[タンノヨシヒコ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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