内容説明
そもそも「実験」とは何を意味する行為なのか?リービッヒの研究室から、鎌倉の交通実験、ケージの「4分33秒」まで、STSの最新成果をもとに、「実験」の生態系を探索する。
目次
第1章 科学実験(STSにおける実験とラボ;実験/ラボラトリー概念の系譜学 ほか)
第2章 社会実験(メタファーとしての実験;政策における実験 ほか)
第3章 芸術実験(実験音楽の世界;偶然のもう一つの相貌―デュシャン、ゾラ、パタフィジック ほか)
第4章 STSと実験再考(理論と実験;学習の実験的領域再考)
著者等紹介
福島真人[フクシママサト]
東京大学名誉教授。東京大学大学院社会科学系博士課程修了、博士(学術)。東京大学東洋文化研究所助手、国際大学助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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