フレーゲ・ルネサンス―言語・論理・数学の哲学への招待

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フレーゲ・ルネサンス―言語・論理・数学の哲学への招待

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  • サイズ B5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130101561
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3010

出版社内容情報

アリストテレス以来の論理学を刷新し、数学の哲学の祖とされるフレーゲ。彼の生涯や業績から、フレーゲ研究の展開までを、著者の長年の研究成果をもとに詳述する。日本哲学会の歩み、チャーチやカルナップが活躍した当時のアメリカ哲学界の様子なども付す。

目次

序論 ゴットロープ・フレーゲ―現代の論理学/科学哲学への端緒
第1章 フレーゲ・ルネサンス―フレーゲ紹介と恩師アッベ
第2章 数えること、親子関係、ことばの諸相―フレーゲの論理・数学・言語の哲学への手引き
第3章 フレーゲの基数論とパラドクス
第4章 言語哲学へ―意味論の原型
第5章 フレーゲの論理・数学・言語の哲学における文脈的アプローチ
第6章 現代の数学の哲学抄―その原型点描(デデキントからゲーデルまで)
第7章 メタ数学へ―完全性・決定不能性
第8章 真理と証明・明証性―フレーゲ、フッサール、ゲーデル、マーティン・レーフの論理と数学の哲学瞥見
第9章 論理と形而上学
第10章 可能世界意味論と多世界、そして形而上学
第11章 言語・論理・数学と世界記述
第12章 フレーゲ論理哲学的探究の全体的構成とメタ理論の可能性―“認識論的”位相に留意しつつ
付録1 日本におけるフレーゲ・ラッセル―論理・言語・数学の哲学
付録2 フレーゲ書簡集解題
付録3 1970年代のアメリカ哲学界瞥見
付録4 日本科学哲学会50周年の回顧―個人的な想起から
付録5 コンスタンツ・オックスフォード滞在記
付録6 大江晁先生を偲んで

著者等紹介

野本和幸[ノモトカズユキ]
1958年埼玉県立浦和高校卒業、1962年国際基督教大学卒業。1964年京都大学大学院文学研究科・西洋近世哲学史修士課程修了、1967年同博士課程単位取得退学。1988年文学博士(「フレーゲの言語哲学」、京都大学)。1967年茨城大学文理学部・教養部専任講師、同助教授(1970‐1978年)、同教授(1978‐1984年)、1977‐1978年ACLS(全米学術協会)招聘研究員(UCLA哲学部研究員)、1979‐1980年フンボルト財団招聘研究員(ゲッティンゲン大学哲学部研究員)、1985-1991年北海道大学文学部哲学科西洋セツ学(現代哲学)教授、1991-2001年東京都立大学人文学部哲学科教授、1991-1992年フンボルト財団ヨーロッパ研究員(コンスタンツ大学、オックスフォード大学各哲学部研究員)、2001-2010年創価大学文学部教授。現在、東京都立大学名誉教授・創価大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。