出版社内容情報
社会科学的思考にとって重要な「数と量と尺度」の問題。その背後にある人間の存在の重要性をも意識した最良の基本書。
私たちの身近にある,政治や経済に関わる社会科学的課題を考えるとき,「数と量と尺度」を用いて議論を進めることが不可欠であり,具体的な数字を用いて,重要な「事実」と,事実と事実との間の因果連関を正確に捉えなければならない.社会的な意味をもつ数と量の背後にある人間の存在の重要性も意識した,最良の基本書.
【著者紹介】
竹内 啓
竹内 啓:東京大学名誉教授
内容説明
社会的な問題に数学や数量的方法を適用することをどのように考えたらよいのか。書下ろしの章を加えて蘇る、最良の基本書。名著の復刊シリーズ。
目次
第1章 社会認識における数量的方法
第2章 数量的方法の歴史性
第3章 経済学における数量的方法の意義と限界
第4章 統計学の規定と統計的方法の意義
第5章 確率モデルによる分析と予測の問題
第6章 経済における数学のイメージ
第7章 計量的歴史観のビジョン
第8章 計画のイデオロギー
著者等紹介
竹内啓[タケウチケイ]
1933年東京生まれ。1956年東京大学経済学部卒業。1963年東京大学経済学部助教授。1975年東京大学経済学部教授。1987‐1994年東京大学先端科学技術研究センター教授を併任。1994年東京大学を定年退職、明治学院大学国際学部教授。2006年明治学院大学を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 清く香しく