出版社内容情報
国際政治史の中から「外交」の概念を取り出して,歴史的・理論的に分析した数少ない概説書であり,この分野における最もすぐれた基本的な図書.外交官志望者にとって必読の書.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つわぶき
5
第2次大戦直前の1939年初版、冷戦期の1949年と1962年に改訂された、英国外交官による外交理論の古典。外交そのものは有史以来存在したものであるが、組織的かつ職業的外交の萌芽はルネサンス期のイタリア諸侯に認められ、ナポレオン戦争後に確立したものである。その中で、外交理論は武人的(軍事的政治的階級制度に基づく理論)と商人的(通商上の接触から生じた、よりブルジョア的な考え方)の流れが存在した。これらと第1次大戦の経緯を踏まえて、筆者は外交には「立法的側面(政策決定)」と「執行的側面(交渉)」の側面(続く)2025/08/15
8810mcd
1
理想的な外交官にとって必要な資質 1.誠実 2.正確 3.平静 4.よい機嫌 5.忍耐 6.謙虚 7.忠誠 交渉ごとをするときには特に意識したいものですね2016/02/06
まゆ
1
古い内容であるが、イギリスを中心に欧米諸国の外交についての見解を知ることができた。古典とのことなので、ここから現代外交についても勉強していきたい。2015/02/04
YN
1
国際政治の基本書。 外交とはいかにあるべきか、そしてどのような役割を担うのかについて。
かずや
0
なんかの漫画で引用されてたきっかけで買ったけど、長いこと積読にしてた。ニュースとかで聞くよくわからん言い回しは、合言葉みたいなものなのね、という浅い感想。 2024/07/20