出版社内容情報
「文化の価値」とは何か。本書は、美学的議論から創造都市論、クールジャパン戦略まで、現代の文化政策が直面する論題を多角的に検証する。社会的包摂やエコシステムといった新概念を軸に、分断が進む社会で文化が果たすべき役割を浮き彫りにする一冊。
【目次】
はじめに(阪本 崇)
第Ⅰ部 本質的価値
第1章 芸術的価値の経験説と達成説:ハイブリッド説という提案(森 功次)
第2章 芸術文化の価値形成:アートと資本主義の融解/緊張をめぐって(立見淳哉)
第3章 文化財価値の共有:文化財調査官の歴史から(増記隆介)
第4章 文化概念の変容(毛利嘉孝)
第5章 芸術批評の行方:マルコ・ゲッケの事件から考える(武藤大祐)
第Ⅱ部 関係的価値
第6章 アートによる関係性の創発(小泉元宏)
第7章 ナショナル・アイデンティティ構築と文化の役割(土谷岳史)
第8章 「交流」から「発信」へ:二〇〇〇─一〇年代の対外文化政策(武田康孝)
第9章 社会包摂とアート:刑務所とアートを社会包摂の視点から捉え直す(風間勇助)
第10章 文化政策という領域におけるエコシステム概念:近年の文化政策の動向(小林真理)
第Ⅲ部 資源的価値
第11章 文化経済戦略の批判的考察(片山泰輔)
第12章 イノベーション言説をどう捉えるか(阪本 崇)
第13章 クールジャパン戦略の批判的再検討(河島伸子)
第14章 創造都市論を文脈に埋め込む(笹島秀晃)
第15章 著作権政策の課題(小島 立)
第16章 文化資源学とデジタル技術(大向一輝)
内容説明
文化政策の価値を問う。文化の価値はどこにあるのか。観光・福祉・教育との連携が生む新たな可能性を探究する。
目次
第1部 本質的価値(芸術的価値の経験説と達成説―ハイブリッド説という提案;芸術文化の価値形成―アートと資本主義の融解/緊張をめぐって;文化財価値の共有―文化財調査官の歴史から;文化概念の変容;芸術批評の行方―マルコ・ゲッケの事件から考える)
第2部 関係的価値(アートによる関係性の創発;ナショナル・アイデンティティ構築と文化の役割;「交流」から「発信」へ―二〇〇〇‐一〇年代の対外文化政策;社会包摂とアート―刑務所とアートを社会包摂の視点から捉え直す;文化政策という領域におけるエコシステム概念―近年の文化政策の動向)
第3部 資源的価値(文化経済戦略の批判的考察;イノベーション言説をどう捉えるか;クールジャパン戦略の批判的再検討;創造都市論を文脈に埋め込む;著作権政策の課題;文化資源学とデジタル技術)
著者等紹介
小林真理[コバヤシマリ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授、第7期日本文化政策学会会長(2026‐2028)
阪本崇[サカモトタカシ]
京都橘大学経済学部教授
友岡邦之[トモオカクニユキ]
高崎経済大学地域政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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