UP選書<br> 父性的宗教 母性的宗教

UP選書
父性的宗教 母性的宗教

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  • サイズ B6判/ページ数 190p
  • 商品コード 9784130020534
  • NDC分類 161

出版社内容情報

和辻哲郎の「沙漠的風土・モンスーン的風土」や石田英一郎の「遊牧文化型・農耕文化型」などの文化類型に対比させ,さらにそれらを人間心理の深層にまで掘り下げるかたちで設定した著者独自の理論的枠組を用いてのユニークな日本文化論,宗教論. 

内容説明

宗教文化の根底にあるもの。「父なるもの」「母なるもの」をめぐって人間のあり方と宗教の役割を考える。

目次

1 父性的宗教 母性的宗教―日本文化伝統への一視点
2 自律と成熟―母なるもの・父なるものとの関わりにおいて
3 父なる神と母なる神―宗教における規範性と包容性
4 “ますらをぶり”と“たをやめぶり”―日本人の人間観の二側面
5 女性的なるもの―深層心理学的類型化の試み
6 現代人と宗教―「母性的」および「父性的」宗教の段階を越えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nukuteomika

1
フロイトやユングの思想を軸に、古今東西の宗教や文化を母性原理(無条件的包容性)と父性原理(条件的規範性)の要素から読み解く。幅広く論じていて興味深い2010/03/26

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