出版社内容情報
一敗地に塗れた第一次珊瑚海海戦から半年。
連合艦隊は第二次珊瑚海海戦に勝利し、ついに要衝ポート・モレスビーを陥落させた。
だが、米軍は潜水艦と航空機による封鎖作戦を敢行。基地の設営は遅々として進まず、日本軍は前進することができずにいる。
この停滞状況は先に占領したガダルカナル島も同様であり、守備隊への補給すら困難になりつつある昨今、両拠点の維持は負担にしかならないところであった。
そこでいったん戦線を縮小し、態勢を整えるため日本軍は両地から撤収することとなる。
しかし、それを米軍が座して待つはずはなく――珊瑚海において三度、日米の艦隊が激突する。
「撤退する日本軍ではなく、援護に当たる敵の主力を攻撃目標とする」
内容説明
一敗地に塗れた第一次珊瑚海海戦から半年。連合艦隊は第二次珊瑚海海戦に勝利し、ついに要衝ポート・モレスビーを陥落させる。だが、米軍は潜水艦と航空機による封鎖作戦を敢行。日本軍はこの地より前進できずにいた。この状況は、先に占領したガダルカナル島と同様である。そこで戦線を縮小し態勢を整えるため、日本軍は両地から一時撤収することに。しかし、それを米軍が座して待つはずはなく―珊瑚海において三度、日米の艦隊が激突する。
著者等紹介
横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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