出版社内容情報
昭和一七年五月、連合艦隊は航空母艦を主力として米英の海軍を連破し、破竹の進撃を続けマレー、フィリピンの制圧に成功した。
次なる目標は、オーストラリア。
かの国を連合国から脱落させ、南太平洋における日本の覇権を確立する。そのためにはニューギニアの要衝ポート・モレスビーを奪取し、ここを拠点として豪州に圧力をかけるのである。
だが、米海軍も空母を前線に投入し、史上初となる空母対空母の対決――珊瑚海海戦が繰り広げられることに。
対決は日本側の敗退に終わり、戦略目標だったモレスビー攻略も頓挫してしまった。開戦以来無敵を誇ってきた機動部隊には、深刻な問題が隠されていたことが顕わになったのだ。しかし、航空母艦という艦種自体が抱える弱点を克服することは容易ではない。
事態を重く見た連合艦隊司令長官山本五十六は、誰もが驚愕する決断を下した――。
「『大和』は、帝国海軍の切り札です」
「だからこそ、機動部隊に配属するのだ」
内容説明
昭和一七年五月、連合艦隊は航空母艦を主力として米英の海軍を連破し破竹の進撃を続けており、南太平洋における日本の覇権の確立に向け、要衝ポート・モレスビー奪取を目指していた。だが米海軍も空母を前線に投入、空母対空母という史上初となる対決が繰り広げられることに。これが開戦以来無敵を誇ってきた機動部隊の深刻な問題を露呈させた。航空母艦という艦種自体が抱える弱点―。事態を重く見た山本五十六は誰もが驚愕する決断を下す!
著者等紹介
横山信義[ヨコヤマノブヨシ]
1958年生まれ。長野県出身。東京工業大学卒。本田技術研究所勤務の傍ら『鋼鉄のレヴァイアサン』で作家活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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