出版社内容情報
人民解放軍は、驚異的な機動力を誇る空中機動旅団を台湾中部の濁水渓戦線に投入した。5万人規模の第2梯団は、その機動力をフルに活用しながら北上を進めていた。
その頃、台湾の北端、陽明山国立公園の森のなかでは、先に上陸していた軍神雷炎擁する第164海軍陸戦兵旅団と、台湾の海兵隊〈鐵軍部隊〉が対峙。台北と基隆の防衛を懸けた激戦が始まろうとしていた。
台湾が戦火に燃えるシリーズ第5巻!
内容説明
中国人民解放軍は、第2梯団にホバーバイク、電動キックボードを導入した「空中機動旅団」を投入。戦局は一気に変わり、台湾軍の多大な犠牲とともに、台湾中部の濁水渓戦線は破られてしまう。彰化県へと軍を進めた第2梯団は、人口300万人を抱える台中市を次なる目標に据え、ある作戦を立案する。一方、日本からは、コンビニ支援部隊が空路と海路を経て、台湾東部上陸を目指していた。彼らが向かう台湾東部の軍港では、郷土防衛隊と自警団がバリケードを築いてはいるが、無数の避難民が殺到していた。戦線が拡大し、ますます混沌の度合いを深めるシリーズ第五巻!
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かずくん
1
南ちゃん台湾に渡ったのね。2023/06/11
miu_miu
1
ロシアのウクライナ侵攻後に書かれているのでより現実味を感じる内容になっています。お金のためにコンビニバイトがまさに攻撃を受けている台湾で働くって、今の日本のもの悲しさ。2023/03/05
カラヤ3
1
ウクライナで注目を集めてるが、これからしばらくはドローンが戦場での必須装備となるだろう。戦場での臨機応変の才を乏しい情報の中で発揮しなければ勝利を得られないだろうと思う。2022/09/17
08041511
0
やはり、ウクライナとリンクするけど、 陸戦、特に市街戦は悲惨2024/02/05
うんの
0
どうするのか。2022/07/29