出版社内容情報
決死の作戦で「紅樹林の地獄の夜」を辛くも凌いだ台湾軍。しかし、圧倒的物量を誇る中国第2梯団が台湾南西部に到着する。その頃日本には、新たに12発もの弾道弾ミサイルが向かっていた――
内容説明
人民解放軍による台湾侵攻が止まらない。中国は、東京を狙った弾道弾攻撃で日本を牽制しつつ、台湾への攻勢を強めていた。台湾北部の紅樹林エリアでは、のちに「地獄の夜」と呼ばれる激戦が繰り広げられたが、台湾軍が辛くも勝利。ところが時を同じくして、中国からは5万もの兵が「第2梯団」として送り込まれていた。主戦場は、台湾中部の濁水渓へ。渡河の瞬間を叩くべく厚い防御陣を敷く台湾軍に対し、中国人民解放軍は、極秘裏に開発していた新兵器を大量に投入する。“サイレント・コア”部隊も参戦する、慟哭必至の第四巻!
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C★NOVELSに著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ことよん
1
著者が、この本を書かれていたとき、ウクライナ戦争をどう予想していたか気になりながら、読んでいました。2023/06/26
かずくん
1
前線管制官ってすごい仕事だね。2023/06/09
miu_miu
1
人民解放軍が新兵器を秘密裏に用意して実践に投入するというのは本当にありそう。一方、自衛隊が陰で参戦するってのは現実にはないでしょうね。国民に厭戦気分が広がらないように情報統制ができる権威主義国家は戦争継続がしやすく、有利です。民主主義はこの面でも厳しい。このまま世界は自由な発言ができなくなっていきそう。2022/11/03
アオイ模型店
1
現代が舞台だとどうしようも無いのだが、シリーズが始まった頃は中国の後見役みたいな立ち位置だったロシアが、突如ウクライナで戦争はじめてボロクソになってるの笑うしかない2022/05/27
08041511
0
ホバーバイクにキックボード 次々に解放軍の新兵器が登場 しかし司馬さんは相変わらずですね、いい味出してます2024/02/04
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