出版社内容情報
シンクという物理現象と未知の感染症が地球を蝕む。生き残りをかけ、日本に侵入した中国軍と日本軍が激突するが――?
内容説明
パンデミックと同時に発生した謎の現象「シンク」により、世界は滅亡へ向かっていた。だがその中で動いたのは中国だ。ある天才物理学者の拉致と、また日本の誇る国際リニアコライダー「響」の占領を目論んだのだ。感染症に冒された者が見るという、中国が世界有数の発展を遂げる夢を、「響」を使い現実とすべく日本へ上陸してきた人民解放軍を、土門康平陸軍中将らは排除できるのか?そしてカウントダウンに入った、この世界の命運は―!?
著者等紹介
大石英司[オオイシエイジ]
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カラヤ3
1
並行世界が消滅して終了。だが、あちらの世界の司馬さんの殺し屋ぶりがクールだった。2020/12/03
ひろぺん
1
どんな終わり方するのか、と思ってたら、これまでの並行世界シリーズとはまた違ったエンディング。D粒子だの並行世界のシミュレーションだの、またぶっ飛んだ内容でした。最後は、ハッピーエンド、なのかな。2020/09/20
08041511
0
もちろんSFなんだろうが、適度にリアルも散りばめられており良い 素粒子だの偶に難解なかんじもあるけど、サイレントコアの絡み合う方が秀逸 司馬さんのシーンは流石2022/08/13
うんの
0
なんとまあ終わった。2020/07/31