内容説明
ある日、高校生・諒一が拾った鍵は、小学校の委員長時代の思い出あるもの。届けた母校で、現委員長から、彼の代の委員長が二人だったのではないかと尋ねられる。「もう一人の委員長」、それはいつしか記録からも消えてしまい、今は諒一の記憶にしか残らない“友”。その実在を七不思議によって証明できると言うのだ。放課後の校舎、現れた扉の向こう側は…!?新シリーズ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
16
七不思議がただの七不思議ではなくて、その謎にせまるのが、小学生2名、高校生1名、先生と市職員なのですが、何故にこんなに甘々なのでしょう?楽しいので、次待ってます(笑)。2015/04/19
瀧ながれ
13
小学校の七不思議を、二人の小学生と一人の高校生、小学生教諭と市職員の、男ばかり五人で探る作品。高校生が小学生のころ(五年前)より、倍以上に増えて内容も変わっている七不思議が、なんか奇妙で気になりましたが、解決は次巻以降に持ち越し。まだ詳しく登場していない七不思議も出てくるかなあ。2014/11/11
ぽて
4
【高校生・諒一が拾った鍵を届けた母校で、尋ねられる「もう一人の委員長」の存在。それは記録からも消えてしまい、諒一の記憶にしか残らない存在を証明できると言う現委員長たちに連れられ、現れた扉の向こう側に!?】結構面白かった。生意気でこまっしゃくれていて、それでもどこか素直さを持ち合わせている小学生がいい感じに描かれていた。それこそ目撃者の女の子たちも。へなちょこ教師や、頼り甲斐があって料理上手な隣人など、キャラがしっかりしていて読みやすかった。条件が合えば現れる七不思議など、細かく設定してあって興味津々(笑)2015/02/13
❁Lei❁
3
私が思っていたのと少し違くて残念。ガチガチのホラーなのかと思っていたらそうでもないです。出てくる食べ物が美味しそうなのが魅力ですね。ホラー感はそんなに無いです。2015/01/02
なつ
3
大内さんの「もしもの時はドアノブを捻り壊します。よろしくお願い致します」の台詞に何故かキュンときた。自分の萌えどころが分からない。2014/11/13