出版社内容情報
ジョシュアと共に後継者選定の場に行くことになったリリアナ。そこで殺人事件が起き、ジョシュアに容疑が掛けられてしまう!
内容説明
期間限定の婚約者ジョシュアに連れられて、ブラッドフィールド家の当主選びの場に赴くリリアナ。候補者は四人。そこで審判を行う前当主の妹シャーロットや候補者たちから「仮面の未亡人」と悪名高いリリアナと血縁者でないジョシュアは侮蔑的な扱いを受ける。先行きの暗さに茫然とする間もなく、屋敷で殺人事件が発生!死体と取り残されたジョシュアは犯人だと糾弾され、警吏に捕らえられそうになるが…。
著者等紹介
夏目翠[ナツメスイ]
第4回C・NOVELS大賞を『翡翠の封印』で受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
25
シリーズ物。前回、ジョシュアを上手く追い込んで「偽装結婚」の相手としてその承諾を取ったはずが、逆に手玉に取られてしまったリリアナ。今回は指定相続人候補としてジョシュアたちは社ーとっとの屋敷に他の候補者達とともに滞在することに。今回のジョシュアはある理由によって動くことが出来ず、リリアナが活躍していました。偶然が幸と不幸を呼び寄せ、策略が跋扈してどうなっていくの?とドキドキしました。話の締めくくりで爆弾発言もあり、次の策略戦は手強い相手ゆえかなり見ごたえのあるものになるのか?!今から期待が膨らんでいます!2013/11/30
しゅてふぁん
24
過去の謎を明らかにするため、リリアナは期間限定の婚約者ジョシュアと共に当主選びに参加することになった- 一族からは侮蔑的な扱いを受け、その上殺人事件まで起きてしまう。今回はジョシュアの出番が少なかったので二人の掛け合いも少なかったのが残念。これだけの‘策士’が揃っていて、この件がこれで終わるとは思えない。次が最終巻、どういう結末になるのか楽しみ。2017/07/17
ひめありす@灯れ松明の火
24
前巻で挿絵が、というお話が出ていて私結構好きだなあと思っていたけれど、今回あれと思って。登場人物紹介が殆どみんな左斜め下を向いている……あ、あと途中で本文と髪の色が違う時がある。ありゃー。囚われの身になってしまったお姫様の無実を証明する為に奔走する王子様のお話。出番が無いなりに頑張って悪戯をしかけているジョシュアとあわあわするリリアナのカップルが可愛い。ここにきて全体的な話のオチは推測出来てしまいましたが、どう最終巻で決着するのか。奥様にはならないかもしれないけれど、お姉さまにはなれそうで良かったですね。2013/11/03
ダージリン
17
ジョシュアは嵌められてしまったので、出番が少なく、少ないなりにアピール頑張ってました(笑)。しかしジョシュアのために奔走するリリアナの方がやはり凛々しい! さらに窮地に追い込まれてしまったので、次は目にもの見せてほしいものです(笑)。もちろん、恋愛も期待していますから~♪2013/10/23
なつき
9
後継者候補を集めた別邸で弁護士が急死し、傍らにはジョシュアが。殺人犯扱いされるジョシュアを助けるためにリリアナは1週間の猶予をもぎ取るが・・・。なんとなくそうだとは思っていましたが、ヒロインはジョシュアなのですね(笑)囚われのお姫様を救うためにリリアナ頑張る!16年前の犯人はあの人ですよね?でも見るからに怪しいというのも怪しいか。リリアナに興味ありげな王弟殿下の動向も気になります。 2013/09/28