内容説明
様々な依頼を解決した結果、双子の妹・穂乃花を目覚めさせるヒントを手に入れた萬屋の穂月&虎太郎。しかし、彼らの前に敵として―穂月の“魂”を狙って現れたのは、なんとあのお気楽神父・セシルだった。戦いの最中、虎太郎が「石」にされ、ひとり残された穂月は絶体絶命に。穂月を狙った理由は?セシルが探し求めているという「宝石」の真の意味とは?見習い陰陽師と下僕な使役鬼のドタバタ☆あやかし事件帖シリーズ最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
71
完結編。大団円に終わったのはいいですが、一ちゃんや零ちゃんなんかの妖怪たちの活躍が少なく、人物紹介からも消えちゃってる・・・。2017/06/20
秋製
23
シリーズ物最終巻。 終盤の方で、ちょっと考えさせられてしまいました。でも切羽詰ると、正しい意見も「キレイゴト」の様に感じてしまうかもしれない。などと、寂しいほどエゴ丸出しな気持ちになってしまった。 終わり方に満足でした!2013/05/09
ダージリン
12
表紙の通りのラスボスですが、著者曰くの「駄目コンビ」ががんばりました!特に穂月は結構な目に会いながらも、成長ぶりを見せました。支えてくれた家族たち、特に陽一兄ちゃんが好きです!そして「コダマちゃんの冒険(仮)」待ってます~。2012/11/21
紅羽
6
完結巻。双子の妹を昏睡状態に陥らせた犯人が冒頭早々に判明。まさかこの人が…という方が全ての元凶だとは。視力を失った穂月を救う為、自身と引き換えに石になる虎太郎。妹と虎太郎を救う為に穂月が妖怪たちの力を借りて真相に挑んでいくのですが、まぁ、ラストは誰も悪い人はいなかった的な大団円で良かったです。しかし、ラスボスとまたご近所付き合いを復活させるなんて穂月、何て心が広いのでしょう。2015/12/08
ミツル
6
駄目駄目コンビ、無事大団円!退治しない妖怪退治、お見事でした。妖怪と人、決して交わらないもの同士の交わりが産んだ悲しみと幸せが、全ての元凶であり解決の鍵でした。穂月も虎太郎もちゃんと成長出来て良かったね。2012/11/20