内容説明
追手の影に脅えながら、都会でなんでも屋を続けるニコとキャルの兄弟は、美術館で復活した史上最悪の虐殺魔に関わる羽目になった。狂気を渇望する怪物は、キャルのうちに潜むそれを求めて襲ってくる。二人が激しい攻防を繰り広げる一方で、ロビンは正体不明の敵に命を狙われていた。
著者等紹介
サーマン,ロブ[サーマン,ロブ][Thurman,Rob]
インディアナ州在住。2006年に出版された「Nightlife」(邦訳『夜に彷徨うもの』上・下)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
3
出てくる死体の数がすごく多いのに、さらっと読めるのは軽妙な語り口のせいか?いや、やっぱり兄弟の絆のおかげでしょう!今回はロビン・グットフェローにもスポットがあたり、プロミスも加えてチームとしてもこなれてきた感じです。そして!・・・次巻を早めにお願いします。2010/04/05
いちみ
2
登場時はやられっぱなしだったキャルくんも、少しずつ戦闘経験値を上昇させ成長してきてはいるのだが、、、何といっても戦う相手がもっと強くて、益々ハードな展開に。 友情あり苦いロマンスありの盛り沢山な第三段。 そしてネタバレですが最終一行は「嘘だろ、畜生。」です。 うおっ、はやく早く続きを、、!!2010/04/02
みさみさ
2
おどろおどろしい部分が多くて、ちょっと引き気味に読んだ。イラストのニコのイケメン(笑)度が更にUP↑してました。目の保養。凄く引っ張る終わり方でした。続きを早目にお願いします。2010/03/29
しまっち。
1
全然息つけない展開じゃないですか。ソニー・ビーン退治と並行して、命を狙われるロビン。その合間にキャルのおとなへのレッスンまであって。デリラは今後も関わってきそうで大歓迎だし、イシャーにももっと登場してほしいな。ただ、重要人物のジョージーナがあんまりでてきてくれないのが物足りないし、ニコとプロミスはどんな会話をしているのか?など、もっと読みたい場面がたくさんある。それにこの終わり方・・・。続きが気になる~。2014/02/20
黒崎ディートリッヒ
0
メトロポリタン美術館に「展示品」として潜んでいたレッドキャップの殺人鬼が逃げ出した。女ヴァンパイア、プロミスの依頼で彼を追うキャリバンと義兄ニコ。一方その頃ロビンは、何者かに狙われていて・・・・。 女人狼のデリラがクールな感じで良かった。ダブルヒーローはキャリバンとニコだけど、ヒロインはジョージーナからメインはデリラに移りそうな気がします。 ワルキューレに格好よさを感じたので、もう少し活躍してほしかった。切り裂きジャックは人外っていう発想も面白い。サーマン先生の魔物に対する解釈はやっぱり色々と斬新です。2014/07/10
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