Ｃ・ｎｏｖｅｌｓ ｆａｎｔａｓｉａ 異形を狩る者―熱砂の星パライソ〈１〉

宝珠 なつめ【著】

中央公論新社（2007/09発売）

• サイズ 新書判／ページ数 219p／高さ 18cm
• 商品コード 9784125009988
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

出版社内容情報

砂塵が吹き荒れ、銃弾が飛び交う星で賞金稼ぎを営むレーン。助けた少年と共に、バケモノに連れ去られた少女を救うことに――！

内容説明

圧倒的な力を持つ怪物が跋扈する星で旧式の銃片手に、のさばる異形を守りたてる賞金稼ぎたち。度重なる襲撃に寂れゆく町から狩りを依頼されたレーンは、そこでひとり素手で怪物に立ち向かう少年ルディを助ける。姉が奴らに攫われた、自分が救いに行くのだと強く語るルディを見捨てられず、わけありと知りつつも同行を引き受けたレーンだが…熱砂うずまく星に、銃声が轟く。賞金稼ぎと少年の長く危険な旅が始まる！ＳＦガンフクション、ここに開幕。

著者等紹介

宝珠なつめ［ホウジュナツメ］
埼玉県生まれ。東洋大学文学部印度哲学科卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふぃー]

面白かった。レーンがやや親切すぎる気もする。登場人物が多いが紹介イラストが載っているのでわかりやすかった。新書シリーズではあまり見かけないのだが、「えー！ここで終わり！？」って凄く良い所で終わる。

2011/11/08

[kaworu.]

凄く中途半端な所で終わっているので、二冊そろえて読んだ方がよい。

2009/09/27

[里希]

賞金稼ぎのレーンがハードボイルドを気取っている割には良い人っていう設定なのですが、かなり真っ正面からいい人すぎていっそ気のいい兄ちゃんでした。ちょっと拍子抜け。もうちょっと表面はクールでいて欲しかった。しかしシリーズもの一巻としてはおそろしいくらい中途半端なところで終わっている。

2009/09/07

[桃水]

異形のものを狩る賞金稼ぎのレーンが姉を異形のものにさらわれたルディと出会い、ルディの姉を探す旅にでる物語。レーンの背景は次巻であきらかになるのでこの巻だけ読むと分かりにくいです。

2008/05/25

[爺]

一応SFだということで読んでみたのだが、どうにも脇が甘い。人間がどういう社会形態になっていて、どのような外敵と対峙しているのかも曖昧で、場当たり的に敵の能力を決めている感がある。もう続きは読まなくてよし。

2014/03/30