出版社内容情報
長射程噴進爆弾――丸大兵器の開発が難航する中、米軍がハワイ諸島に新鋭大型空母を配備！ 緊迫する太平洋戦線の行方は!?
内容説明
東部ニューギニアに派遣された海軍技術研究所の深町中佐は、電子信管を内蔵する敵の新型高角砲弾を鹵獲した。日米の技術と物量の差に暗澹としながらも、中佐は対策を急ぐべく、長射程噴進爆弾“丸大兵器”を開発中の航空技術廠に赴くが…。一方、敵信の傍受を行う大和田通信隊では、ハワイ諸島の米海軍に不審な動きを探知していた。艦載機と思われる見慣れないコールサイン、頻繁に繰り返される離発着―米軍は空母戦力を増強しつつある。未知の新造空母出現か？緊迫する太平洋戦線の行方は―。
著者等紹介
谷甲州［タニコウシュウ］
１９５１年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。ＳＦ小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。９６年「白き嶺の男」で第１５回新田次郎文学賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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カラヤ３
1
現実でも暗号解読では英米に後れを取っていたが、おそらく通信解析ではある程度成果をあげていたのではないかと本書を読んでいて思った。2019/07/08
いーじす
1
符丁を解読する場面は圧巻 2010/05/29
鐵太郎
0
空中雷撃．．． のちの空対艦誘導ミサイルですね。この巻ではその開発史か語られませんでした。フム。2007/10/01
sugimo2
0
部屋掃除で発掘したので再読2009/01/14
いちはじめ
0
仮想戦記で僕が唯一買っているシリーズ。続刊が待ち遠しい2007/09/27
