内容説明
グリニッチ・ヴィレッジで乱射事件発生。現場に足を踏み入れたセシルの目に映ったのは、散乱する銃と遺体、そして銃を握りしめ呆然と座り込む新米警官だった。一方、己の腕の未熟さからセシルを援護できなかったドロシーは、ひとつの決意を固める―友情と愛情の狭間で揺れる二人は、互いの背中を預ける相棒として、新たな一歩を踏みだそうとするのだが。
著者等紹介
柏枝真郷[カシワエマサト]
2月14日生まれ。東京理科大学理学部卒、東京都在住。代表作「硝子の街にて」シリーズ(講談社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
18
再読。2014年82冊め。男女の友情が揺れる。2014/02/10
まふぃん
13
こういう事件は嫌だな。何の罪のない人が被害者になるのわ。二人の関係が少し近づいたような感じがします。2016/04/14
扉のこちら側
7
初読。乱射事件の被害者と加害者はそれぞれ誰なのか。忘れられた高架鉄道、ハイライン。2006/03/25
つっきー
2
★★★ 今回は乱射事件。警官の誤射がどう解釈されるかが問われる内容。内容ももちろんだけど、どうしてもキャラ読みしてしまうこのシリーズ。セシルの葛藤が切なくて切なくて、ドロシーもセシルのために強くなろうとする姿がかっこいい。今後の二人の関係に目が離せない!2010/09/05
藤邑
2
セシルは自覚して葛藤してるけど、ドロシーは…。二人の関係の微妙な揺らぎがなんともいえない。2010/02/10
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