内容説明
見事、アルプスを越えてイタリア半島に侵攻し、ローマ軍との緒戦を飾ったカルタゴの名将ハンニバル。史実に言う「第二次ポエニ戦争」の開幕である。ハンニバルこと御厨太郎は奇抜な戦術を用いて、次々とローマ軍団を撃破していく。一方、敗北を重ねるローマは次第に焦り始めていた。ハンニバルの進撃を食い止めなければ、間違いなく同盟都市は離反する。ローマは乾坤一擲をかけて、大軍団を出撃させた。その中には、スキピオこと宿敵ジョージ・パットンの姿もあった……。紀元前二一六年春、両軍が激突したのはカンナエの地―史実に名高い「カンナエ会戦」の火蓋が切られたのだ!はたして勝利を掴むのは一体!?絶好調!!逆撃ハンニバル戦争篇、第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
48
シリーズ2作目。前作ではトレビア河畔でローマ軍を撃破。今作はトラシメネス湖畔で再びローマ軍を包囲殲滅、続くカンナエ会戦ではカルタゴ軍5万で8万のローマ軍を包囲殲滅する。佐藤賢一氏の『ハンニバル戦争』では1兵士として戦場に立っている臨場感があったが、本作では指揮官が戦場全体を遠望しながら指示を出し、臨機応変に対応していく様が楽しめる。ここまでは史実通りの展開。ほとんどタイムスリップとか必要ないじゃん。個人的には、あのアルキメデスの戦死がこの第二次ポエニ戦争だったことに驚き。カンナエ会戦から5年後のこと。2019/04/24
千夢一夜
1
闘いまくり勝ちまくる。キャラはしっかり立っていて、戦闘描写や戦術も活き活きしていて映像を観てるようでした。次巻から史実とは展開が変わっていくみたいなので楽しみです。2012/02/27
bino
0
そこそこ面白い2009/01/16
-
- 和書
- 体操 〈1.理論編〉