内容説明
昭和12年、上海。海軍陸戦隊の砲撃をものともせず、赤い光を明滅させながら機械のように進む銀白色の敵兵。それは中国軍でも欧米軍でもなかった。このとき初めて、人類は敵エイリアンと遭遇したのだ。真相を隠し極秘に対抗兵器を開発する列強。我が参謀本部も三体の“機神”を製造し、アマ相撲の横綱榊大作、パリに遊ぶ天才飛行士真澄公彦、美貌の名射手白蘭花の3名にこれを託す。機神兵団対エイリアン、今ここに未踏の戦史が刻まれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺野錠
2
1巻目は主要登場人物の紹介でメインのロボットが出てくるのはまだ先という印象。そんな訳で敵の目的は何なのか、ロボットやエイリアンの登場で世界はどう変わっていくのかで続きが気になる。2013/04/14
tegi
2
大陸冒険もので言語SFでロボット、と私の大好物にして山田正紀の十八番がつるべうちの大興奮活劇。まだ一巻目ではあるけれど、山田正紀のなかで一番好きかもしれない..。2011/10/12
権三郎
1
久しぶりに読み返しましたが、すっかり内容を忘れていたせいで、かえって楽しく読みました。機神の起動時の鮮やかなイメージだけ覚えていましたが、それは次巻にお預けのようです。
1977年から
0
1993年
a_sue
0
2000/01/16 22:03