ワイド版マンガ日本の古典<br> 浮世床

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ワイド版マンガ日本の古典
浮世床

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784124036282
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

『浮世床』は式亭三馬(安永五~文政五[西暦一七七六~一八二二]年)による江戸滑稽本の代表作である。江戸浅草に生れた三馬は一八歳で戯作の執筆を始めた。寛政の改革期に筆禍事件に巻き込まれるとかえって文名は高まり、文化七(一八一〇)年には仙方延寿丹の売薬店を開業、翌年に売り出したおしろいのはげぬ薬「江戸の水」は大評判となり、さらに本業でも『浮世風呂』などによって人気を高めて、山東京伝と並び称されるようになった。


 文化一〇~一一(一八一三~一四)年に刊行された『浮世床』は『浮世風呂』の手法をさらにおしすすめ、庶民の社交場を舞台に下町の雰囲気と住民の類型を、生地のまま、駄洒落や無駄話を通じてフィクションとして写し取っている。


 ほぼ同時期に刊行された『東海道中膝栗毛』が主人公の旅する行く先々の風俗を描いているのと対称的な構造である。

内容説明

大真面目にして少し珍妙。ホッと浮世の人情髪結。江戸情緒いっぱいの古谷版「浮世床」。

著者等紹介

古谷三敏[フルヤミツトシ]
1936年(昭和11年)、中国東北(旧満州)奉天に生まれる。終戦とともに帰国。1952年、茨城・息栖中学校を卒業し、大阪の洋服屋に勤める。55年、単行本『みかんの花咲く丘』でデビュー。手塚治虫のアシスタントを経て、64年、フジオプロに入社。赤塚不二夫のアシスタントをしながら、少女誌に自分の作品を発表する。70年、少年誌に進出して『ダメおやじ』の連載を開始、理想の父親像を裏返したキャラクターを生み出し一躍脚光をあびる。75年、ファミリー企画を設立して独立。79年『ダメおやじ』により第24回小学館漫画賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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剛腕伝説

10
式亭三馬の江戸滑稽本【浮世床】。鬢さんの髪結所へ集まる庶民のヨタ話の数々。話としてはイタコの口寄せだったり、居候の愚痴だったり、新道の師匠の世辞だったりと、たわいないものばかりだが当時の風俗が、良く分かる。先年に亡くなった古谷三敏ほのぼのとしたキャラクターも合間って、趣深い作品に仕上がっている。2023/04/12

正坊

0
図書館の本。原作は式亭三馬の滑稽本で古谷三敏さんが漫画にした。江戸の髪結い(親方はなかなかの人物)に来る連中の世間話や無駄話が主で、駄洒落なんかもあり(ページ下の解説を読まないと意味が分からなかったりする)、いたって平和なものである。当時の人はこういうどうでもいい話でも面白がったのだろうか。今の我々からは窮屈な時代だったような印象があるが、当時の町人連中はけっこう伸び伸びと暮らしていたようだ。古谷三敏さんは亡くなってしまったが、この人の「寄席芸人伝」がよかったな。家に全巻あるはずなのでいつか探してみよう。2024/12/01

zatugei

0
『寄席芸人伝』の著者としてこの本の漫画化を任されたのだろう。しかし原作はストーリーもなく、当時の風俗そのままが当時の言葉で記されているだけなので、現在ではむずかしい。朗読ならば工夫のしようもあろうが・・・2022/07/18

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