出版社内容情報
『徒然草』は官吏を辞して出家遁世した兼好が、自然観・人生観から有職故実についてまでを綴った随筆集。元徳二~三(西暦一三三〇~三一)年頃成立。全二巻。文保二(一三一八)年帝位についた後醍醐天皇は親政を行い、倒幕を目指した。正中元(一三二四)年正中の変、元徳三・元弘元年には元弘の乱をおこす。動乱の世に生れた知識人兼好――時代の波にもまれる貴族の心の有様とその理想を、この書にみることができる。
自然観、人生観、恋愛観から有職故実にいたるまで知識人兼好が縦横無尽に綴る随筆文学の傑作、絶妙のタッチで奇跡の漫画化! 中世の人々の心のありさま、理想をかいま見る。
内容説明
自然観、人生観、恋愛観から有職故実にいたるまで、知識人兼好が綴った全二四四段を超漫画化!累計440万部突破の人気全集待望のワイド版!
著者等紹介
バロン吉元[バロンヨシモト]
1940年(昭和15年)鹿児島県指宿市出身。1959年、貸本向け単行本「街」に投稿した作品が入選、横山まさみちのアシスタントとなる。61年に独立して『鉄火野郎』『少年の樹』などを描き下ろし単行本で発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 洋書
- On the Edge