内容説明
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教…三大宗教の啓典“旧約”。その荒ぶる神と翻弄される人間を、数次に渉る現地取材で精緻に描く、著者渾身の書き下ろし。
目次
天地創造
アダムとエバの原罪
カインとアベル
ノアの方舟
バベルの塔
アブラハム
ソドムとゴモラ
イシュマエル
イサクの犠牲
イサクとリベカ
エレウとヤコブ
ヤコブとラケル
イスラエル
著者等紹介
里中満智子[サトナカマチコ]
1948年1月大阪生まれ。1964年、高校在学時に『ピアの肖像』で第1回講談社新人漫画賞受賞、デビュー。2006年に全作品及び文化活動に対し、日本漫画協会賞文部科学大臣賞受賞。2010年文化庁長官表彰受賞。社団法人日本漫画家協会常務理事/マンガジャパン事務局長/大阪芸術大学キャラクター造形学科教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
32
天地創造からイスラエルまで。旧約聖書こゆい。2017/01/16
けいこ
24
プロテスタント女子校に通う娘。友達と創世記に突っ込みを入れると言う遊びをしていると聞いて手に取る。←どんな遊び(笑)見慣れた里中さんの漫画で素人ながらスイスイと頭に入る。嫉妬や喧嘩など今と変わらない感情が後に民族や土地を支配する。しかもそれが天の主の意向とはなかなか大変。次巻へ続く。2020/10/31
ユウユウ
22
里中さんの解釈も含め、大変読みやすい旧約聖書の漫画版。いやしかし旧約の人ってのは本当に…。2019/09/24
BluePlanet
6
★4.0(3.88)2011年4月発行。なんと12年前に読んでいて再読だったとは。天地創造の箇所は覚えていたが、その他は忘れてました。アダムとエバの子カインとアベルの話し、アブラムとサライに子ができず、召使いのハガルとアブラムの間の子イシュマエルの話し。名前をアブラハムとサラに改名し、100歳のアブラハムと90歳のサラの間の子イサクの話し。イシュマエルかアラブの祖の話し、イサクとリベカの子エサウとヤコブの話し、ヤコブとラケルの話し、その子ヨセフと話しが繋がってますね。マンガで聖書の理解が深まりますね。2023/12/27
rizu
5
やはり漫画で読むとものすごくわかりやすい。2021/02/28