日本の近世 〈第16巻〉 民衆のこころ 広田昌希

日本の近世 〈第16巻〉 民衆のこころ 広田昌希

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  • サイズ A5判/ページ数 344p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784124030365
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C0321

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

2
巻頭はカラーページが相当入っているので、当時の社会を想像する重要な手がかりとなっている。学校の教科書や資料集にはあまり載っていないような貴重な史料がある。村の憲法のような、村法は、簡素な生活を求めていた(23頁)。中世ではお年寄りへ子どもが献身的にサポートする姿が描かれた(菱川師宣 90頁)。日本型福祉の原点か。江戸のノーマライゼーションは、障がいをもつ人に対して女が笑うのをたしなめた、女訓の絵本がある(118頁)。民衆の罪意識や詫び状の話も出てくる。満場一致主義が個人の責任を薄めてしまった(168頁)。2013/05/17

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