内容説明
黄色い釉をかけた黄瀬戸は向付や鉢などの高品食品類が主であり、瀬戸黒は半島か筒形の黒釉の茶碗にほぼ限定される。志野や織部とともに桃山期の美濃陶を代表し、古瀬戸の流れをくむ日本的情緒あふれる作品である。本巻では、室町時代後期から江戸時期初期にかけて焼造された黄瀬戸・瀬戸黒の作品107点をとりあげ、150図版を用いて責任編集者が図版構成を行なった。
黄色い釉をかけた黄瀬戸は向付や鉢などの高品食品類が主であり、瀬戸黒は半島か筒形の黒釉の茶碗にほぼ限定される。志野や織部とともに桃山期の美濃陶を代表し、古瀬戸の流れをくむ日本的情緒あふれる作品である。本巻では、室町時代後期から江戸時期初期にかけて焼造された黄瀬戸・瀬戸黒の作品107点をとりあげ、150図版を用いて責任編集者が図版構成を行なった。