カンヴァス世界の大画家 〈6〉 ボッス ヒエロニムス・ボス

カンヴァス世界の大画家 〈6〉 ボッス ヒエロニムス・ボス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ キガイ判/ページ数 98p/高さ 33cm
  • 商品コード 9784124018967
  • NDC分類 723.008

出版社内容情報

ルネサンスからロココにいたる西欧絵画を集大成。原画の色調はもとより徴妙なニュアンスをも忠実に再現。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

315
第6巻は、全巻の中で最も奇妙かつ魅惑的なボッシュである。巻頭を飾るのはごく初期に描かれた「愚者の石の切開」(プラド美術館)。外科医が頭にロート様のものを被っていたり、見学している女性が頭に本を載せていあたりするのは、それぞれ寓意があるのだろうが、それだけでは説明しきれないものを感じる。圧巻はやはり「悦楽の園」、次いでは「乾草車」(いずれもプラド)、そして「聖アントニウスの誘惑」(リスボン)か。これらはいずれも痛切に「この世の終わり」を感じさせるのである。身体の芯から戦慄する絵画群だ。2021/10/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2874339
  • ご注意事項

最近チェックした商品