出版社内容情報
夏草や兵どもが夢の跡――。芭蕉の句にあって、現代の俳句に無いものとは何か。
俳聖の旅した地を訪ね、その生涯と、句作過程を辿り丹念に読み解く。
紀行文にして実作のヒントに溢れる本書は、
現地で詠まれた四三九句を含む著者の「第六句集」でもある。
下巻は『おくのほそ道』平泉から、上方漂白の頃、最晩年まで。
〈解説〉神野紗希
【目次】
内容説明
夏草や兵どもが夢の跡―。芭蕉の句にあって、現代の俳句に無いものとは何か。偉大な詩人の旅した地を訪ね、その生涯と句作過程をたどり、丹念に読み解く。紀行文にして実作のヒントに溢れる本書は、現地で詠まれた四三九句を含む著者の「第六句集」でもある。下巻は『おくのほそ道』の平泉から、上方漂泊の頃、最晩年まで。
目次
第五章 おくのほそ道(承前)(夏草や兵どもが夢の跡;五月雨の降のこしてや光堂;蚤虱馬の尿する枕もと ほか)
第六章 上方漂泊の頃(うきわれをさびしがらせよ秋の寺;たふとさにみなおしあひぬ御遷宮;硯かと拾ふやくぼき石の露 ほか)
第七章 晩年の世界(麦の穂を便につかむ別かな;どむみりとあふちや雨の花曇;さみだれの空吹おとせ大井川 ほか)
著者等紹介
小澤實[オザワミノル]
1956年長野市生まれ。俳人。77年、信州大学在学中に藤田湘子主宰の「鷹」に入会。79年、成城大学大学院文学研究科で尾形仂に師事。84年、博士課程単位取得退学。85年、「鷹」編集長に就任。98年、第二句集『立像』で俳人協会新人賞受賞。99年「鷹」を退会、翌年「澤」を創刊・主宰。2006年句集『瞬間』で読売文学賞(詩歌俳句)、08年『俳句のはじまる場所』で俳人協会評論賞、22年『芭蕉の風景』で読売文学賞(随筆・紀行)、24年句集『澤』で蛇笏賞、俳句四季大賞を受賞。俳人協会副会長。読売新聞・東京新聞俳壇選者、角川俳句賞・星野立子賞選考委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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