出版社内容情報
「天から与えられた才能はどこへ消えた?」
舞台はヴィクトリア朝京都。
洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!?
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この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。
いつの間にか迷いこんだその舞台裏において、私たちはかつて経験したことのない「非探偵小説的な冒険」を強いられることになったわけだが、世の人々がその冒険について知ることはなかった。スランプに陥ってからというもの、シャーロック・ホームズは世間的には死んだも同然であり、それはこの私、ジョン・H・ワトソンにしても同様だったからである。
シャーロック・ホームズの沈黙は、ジョン・H・ワトソンの沈黙でもあった。
-----(本文より)
謎が謎を呼ぶ痛快無比な森見劇場、ついに開幕!
目次
プロローグ
第一章 ジェイムズ・モリアーティの彷徨
第二章 アイリーン・アドラーの挑戦
第三章 レイチェル・マスグレーヴの失踪
第四章 メアリ・モースタンの決意
第五章 シャーロック・ホームズの凱旋
エピローグ
【目次】
内容説明
この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である―。大スランプに陥ったホームズとワトソンの前に現れたのは、老教授モリアーティに新人探偵アドラー。二人は彼らと共に十二年前の未解決事件に挑むことに。ヴィクトリア朝京都を舞台に、前代未聞のホームズ譚の幕が上がる!第四七回日本シャーロック・ホームズ大賞受賞作。
著者等紹介
森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年、奈良県生まれ。作家。京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で2003年、第一五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で第二〇回山本周五郎賞、10年『ペンギン・ハイウェイ』で第三一回日本SF大賞、14年『聖なる怠け者の冒険』で第二回京都本大賞、17年『夜行』で第七回広島本大賞、19年『熱帯』で第六回高校生直木賞、25年本書で第四七回日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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