出版社内容情報
シベリア流刑以後、その才能を深化させていったドストエフスキー。「ボボーク」「おとなしい女」他、主に後期作品十一篇を収める。〈解説〉江川卓
【目次】
初恋(1849)
いやな話(1862)
鰐(1865)
ボボーク(1873)
キリストのヨルカに召されし少年(1876)
百姓マレイ(1876)
百歳の老婆(1876)
宣告(1876)
おとなしい女(1876)
おかしな人間の夢(1877)
現代小説から取った暴露小説のプラン(1877)
訳者解題
解説(江川卓)
【目次】
内容説明
墓地でさざめく死者たち(「ボボーク」)。自殺を決意した男が夢に見たユートピアの悲劇(「おかしな人間の夢」)―突然の逮捕とシベリア流刑による活動中断を経て、作家はその才能をますます深化させていった。第2巻には、大長篇執筆のかたわら個人雑誌『作家の日記』に発表した短篇を中心に、後期作品十一篇を収める。【全二巻】
著者等紹介
ドストエフスキー[ドストエフスキー]
1821年、モスクワ生まれ。医師の父と敬虔なキリスト教徒の母のもと育つ。46年、『貧しき人々』でデビュー。49年、空想社会主義サークルに参加したことを理由に逮捕。銃殺刑を命じられるも、執行直前に特赦を受け、シベリアに流刑。服役後、『死の家の記録』などで文筆活動に復帰。レフ・トルストイと並び十九世紀ロシア文学を代表する世界的作家と称される。『カラマーゾフの兄弟』完結直後の81年、病のため死去
米川正夫[ヨネカワマサオ]
1891年、岡山県生まれ。1909年、東京外国語学校ロシア語科入学。在学中、中村白葉らと雑誌「露西亜文学」創刊。12年、首席卒業。以降、大蔵省、ロシア領事館、陸軍大学校などを転々としながらロシア文学の翻訳を続ける。戦後は早稲田大学露文科で教鞭をとった。53年、個人完訳『ドストエーフスキイ全集』で読売文学賞(文学研究・翻訳賞)受賞。65年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価



