出版社内容情報
高級料亭「百川」出身の六三郎が営む向島の「花房」で、短期修業をすることになった女料理人のちはる。最初は雑用しかやらせてもらえないが、賄の一品を評価されるなど、少しずつ周囲に認められてゆく。
一方、目付の新倉らによる抜け荷の探索が佳境を迎える中、渦中の人物である詩門が久しぶりに「朝日屋」を訪ねてくるが……。
文庫書き下ろし
【目次】
第一話 挑 戦
第二話 帰る場所
第三話 変 化
第四話 光と影
【目次】
内容説明
高級料亭「百川」出身の六三郎が営む向島の「花房」で、短期修業をすることになった女料理人のちはる。最初は雑用しかやらせてもらえないが、賄の一品を評価されるなど、少しずつ周囲に認められてゆく。一方、目付の新倉らによる抜け荷の探索が佳境を迎える中、渦中の人物である詩門が久しぶりに「朝日屋」を訪ねてくるが…。
著者等紹介
高田在子[タカダアリコ]
1972年、神奈川県横浜市生まれ。相模女子大学短期大学部国文科卒業。2015年『忍桜の武士』(白泉社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
68
シリーズ第8弾。朝日屋の女料理人・ちはるは料理屋「花房」で短期修行に出る。代わりに花房から料理人の和平が朝日屋に修行に来るという。料理人の腕を上げるためにお互いの店同士が協力するって信頼関係ができていないとできないこと。ちはるは江戸界隈では女料理人として名を馳せているものの、他人の店に入れば新人と同じ。最初は雑用から、そして次第に彼女の料理の才が発揮されはじめる。花房全部が心地良い場所で良かった。妬み、そねみがある場所だと体も心も縮こまってしまうから。修行を終えた朝日屋に因縁の久馬の影が…つづく。2026/05/21
じお
11
★★★☆☆ 料理旅籠「朝日屋」で女料理人として腕を振るうちはるは、料理修行で高級料理屋「花房」に赴くことに、お客扱いで何もさせてもらえないちはるはどう道を切り拓くのか、かき揚げ美味しそうですのお料理時代小説第8巻。面白かったです、時代小説と料理を組み合わせた作品は数多くありますが、今作はその中でも上澄みの印象。主人公が前向きな努力家で、周りにも温かい人が多く、言葉遣いが柔らかいからかなと雑感。別の料理屋で嫌な目に遭いそうな所を、その辺りは極力ショートカットしているためストレス無く楽しめました。2026/05/27
なんてひだ
7
ありゃま こんなに出てたの、出だしの怜治とおはると型にハマった出会いからこんな大作になるとはね感慨深い 旅籠が舞台の客の物語にお店が乗っ取られた事件の真相に料理レシピに 巾着の2人も朝日屋に偶然飛び込んで幸運を掴む、成功するまでの粋な江戸時代だなって思う 真っ先にAI検索する、ピコピコ電車内でゲームやってる無駄な人生送ってこれからも送っている10代20代 ホント可哀想 それ洗脳だぞ、自分で考える能力なくなるぞ2026/05/09
陽ちゃん
7
シリーズ8作目。向島の料理屋「花房」へ半月間の修行に出たちはる。初めのうちはよそ者として雑用しかさせてもらえなかったものの、持ち前の負けん気で先輩たちに食らいつき、本領を発揮するのは流石ですね。「花房」の料理も美味しそうですし、ちはるも含めてみんなで考え出した鮭づくしの祝膳も美味しそう!「朝日屋」とは違うお高めの「花房」での日々がちはるにとっていい経験だったようでよかったです。が、一方で不穏な動きも⋯何が起きているのか気になります。2026/05/09
ぷにこ
4
外での修行は、学ぶだけでなく、腕試しの意味もある。仲間と一緒に考えるとこができるようになって、よかったね、ちはる!2026/05/05




