出版社内容情報
何かが起こりそうな洋館を建てたいんだよ――。
大雪の日、ミステリー作家・御津島磨朱李による新居のお披露目会が催された。
招かれたのは作家と編集者、文芸評論家、そして探偵。
仕掛けに満ちた「館」で巻き起こる、怪事件の真相とは?
単行本刊行時より話題沸騰!
犯行現場は著者の自邸! 前代未聞の「館」ミステリー、待望の文庫化!
【目次】
内容説明
何かが起こりそうな洋館を建てたいんだよ―。大雪の日、大作家・御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が催された。招かれたのは作家と編集者、文芸評論家、そして探偵。仕掛けに満ちた「館」で巻き起こる怪事件の真相とは?前代未聞!著者の自邸を舞台にした、衝撃のミステリー!
著者等紹介
下村敦史[シモムラアツシ]
1981年京都府生まれ。2014年に『闇に香る嘘』で第六〇回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。同作は数々のミステリランキングにおいて高い評価を受ける。同年に発表した短編「死は朝、羽ばたく」が第六八回日本推理作家協会賞短編部門候補、『生還者』が第六九回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補、『黙過』が第二一回大藪春彦賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mayu
26
本書の舞台になっているのが実際の下村さんの洋館の様な家だという所が凄い。読み終えてから家というか館の写真を見直したけど本当に凄い!城だわ、これはと感じる豪華すぎる何かが起こりそうな雰囲気を漂わせた家。そんな館を舞台にミステリー定番のクローズドサークルやオマージュなどたっぷりとミステリーを堪能できる展開。前情報で何も調べず、あらすじなども見ずに是非読んでほしい。そのほうがきっと楽しめる。読み始めの何かが始まりそうな雰囲気にワクワクしながら最後まで楽しめる満足感のある一冊。2026/04/05
よっち
25
大雪の日に招かれた大人気作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会。関係者が招かれ最初は和やかだった雰囲気が、次第に雲行きが怪しくなるミステリ。大雪によって閉ざされた館とその夜に起きた事件。雪に閉ざされた館の閉塞感や心理戦、どんでん返しの連鎖といったオーソドックスな設定に、クローズドサークル、奇想天外のどんでん返しといったミステリのお約束も駆使ししながら、関係者の誰もが怪しく見えてくる構図、覆面作家が殺される事件の真相は意外な意図も隠されていて読者をいい感じに振り回してくれる面白い作品でした。2026/03/25
ろいと
7
★★☆☆☆ 「本格ミステリに出てくるような洋館」を実際に建ててしまった下村先生が、自邸を舞台に書き上げたクローズドサークル。プロットは素晴らしいものの、建築や内装のこだわりを伝えたい気持ちが出過ぎていたのが気になった……というか、本当に凄い家なので物語が霞んでしまっていた。ミステリ風マイホームお披露目小説として楽しみましょう。2026/04/04
KDS
6
古典王道本格ミステリをもじったタイトルだけで読みたくなる一冊。大雪で閉ざされ、クローズドサークルとなった「館」。しかもその館は実在する著者の自宅という前代未聞の設定。殺人事件が起こるので話はもちろんフィクションだけど、洒落た洋館の間取りや内部写真などが掲載されており臨場感は満点。その館の主人であるミステリ作家が被害者となるわけだが、お披露目会に招待された人々の中の誰が犯人なのかさっぱり予想がつかない。誰も犯人とは思えなかったりするかたわら、全員怪しく見えてきたりもする巧みな描写に翻弄される。読み応え抜群!2026/04/04
dokusho_st
1
ミステリーの王道ですね。 ただ、ミステリー読み慣れていないと少し意味が複雑すぎて難解に感じるかもしれません。 個人的には館シリーズをあまり読んでないのもあって、当たり前のように仕掛けが凝らされているのも少し難しく感じていました。 そのため改めて館シリーズもののミステリーの勉強やそもそもミステリー小説の勉強をもっとしたいと思いました。2026/04/09
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