出版社内容情報
昭和における歴史の転換点となった二・二六事件。
クーデター決行にいたるまで、
青年将校グループ内ではいかなる動きを辿ったか。
磯部浅一、村中孝次ら決起将校、
事件の理論的指導者とされる北一輝、西田税と深い親交を結び、
自らも軍法会議で禁固四年に処せられた元将校による回想。
「昭和維新」をめぐる一級史料。
〈解説〉高橋正衛、筒井清忠
〈目次〉
まえがき
一 脈うつわが反骨
二 高まりゆく鳴動
三 “前夜”
【目次】
内容説明
日本史上における最大のクーデター、二・二六事件。蹶起にいたるまで、青年将校グループはいかなる動きをたどったか。自らも軍法会議によって禁固刑に処せられた”最後の青年将校”が、昭和維新の内実を仔細に綴った一級史料。上巻は国家改造の気運が陸軍内外で高まり、相沢事件が起こる直前まで。
目次
一 脈うつわが反骨(辺境に叫ぶ”不良分子”;終生の進路を決める)
二 高まりゆく鳴動(革新の潮流にもまれて;血盟団事件から五・一五まで;夢みる昭和維新の星々;”行動派”へひた走る日々)
三 ”前夜”への奔流(忠誠とは、死生観とは;昭和の大獄・十一月二十日事件)
著者等紹介
大蔵栄一[オオクラエイイチ]
1903(明治36)年大分県生まれ。熊本陸軍幼年学校を経て、23(大正12)年、陸軍士官学校予科卒業。士官候補生として歩兵第七三連隊(朝鮮・羅南)配属。同年9月、陸士本科入校、25(大正14)年、陸士(三七期)卒業後、原隊復帰。29(昭和4)年、陸軍戸山学校体操科教官兼研究部員となる。この頃から北一輝、西田税、磯部浅一、村中孝次らと親交を結ぶ。クーデターによる国家改造を計画するが、事件直前朝鮮への原隊復帰を命ぜられて決行メンバーから外れる。37(昭和12)年、二・二六事件に連座し免官、禁固四年の刑に処せられる。79(昭和54)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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