出版社内容情報
旅というものが、一体何であるか、私もよくわからない。
たしかに、あちこち、よくうろついたような記憶はある。
しかし、一体、何のために──。
旅や酒を何よりも愛した「放浪の作家」によるユーモア・エッセイに、先達や仲間たちとの親交を描いた章を追加。
太宰治、三島由紀夫、佐藤春夫の「檀一雄論」を付す。
〈あとがき〉檀ふみ
【目次】
内容説明
旅というものが、一体何であるか、私もよくわからない。たしかに、あちこち、よくうろついたような記憶はある。しかし、一体、何のために―。旅や酒を何よりも愛した「放浪の作家」によるユーモア・エッセイに、先達や仲間たちとの親交を綴った「わが師わが友」を新収録。太宰治、三島由紀夫、佐藤春夫の「檀一雄論」を付す。
目次
1 わが師わが友(不思議なデビュー;暗い時期 ほか)
2 天の顔・地の顔(オーロラと凧;桟橋の女 ほか)
3 蟹の別れ(ソ連釣り旅行始末記;ニュージーランドの釣り ほか)
4 海辺の香り(春の海草;蓴菜など ほか)
5 娘達への手紙(新しい茸は命賭けで;年越しソバ異変 ほか)
著者等紹介
檀一雄[ダンカズオ]
1912(明治45)年、山梨県生まれ。幼年期を九州柳川で過ごす。東京帝国大学経済学部卒業。在学中の33年、小説「此家の性格」を同人雑誌『新人』に発表し、文学活動を始める。37年、処女作品集『花筺』を出版。44年に報道班員として中国戦線へ。同年、『天明』で野間文芸奨励賞受賞。戦後、太宰治、坂口安吾らとともに無頼派とよばれる。50年『長恨歌』『真説石川五右衛門』で直木賞を受賞。76年には『火宅の人』で読売文学賞受賞。同年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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