出版社内容情報
手近なリゾート地というイメージが定着しているサイパン島は、第一次世界大戦中からアメリカによる占領までの約三十年間、日本の統治下に置かれた。移民によって開墾され、「南洋の東京」として栄えたが、やがて戦禍に──。「楽園」を求めて南の島に渡った二つの家族を通して、日本領サイパン島の歴史をダイナミックに描く。〈解説〉池澤夏樹
〈目次〉
プロローグ
第1章 漂着
第2章 獣の島
第3章 南洋成金
第4章 南洋の東京
第5章 北ガラパン二丁目大通り
第6章 南村第一農場
第7章 海の生命線
第8章 軍島
第9章 戦禍
第10章 収容所
エピローグ
解説 池澤夏樹
【目次】
内容説明
手近なリゾート地というイメージが定着しているサイパン島は、第一次世界大戦中の一九一四年からアメリカが占領する四四年まで、日本の統治下に置かれた。移民によって開墾され、「南洋の東京」として栄えたが、やがて戦禍に見舞われる。「楽園」を求めて南の島に渡った二つの家族を通して、その歴史をダイナミックに描く。
目次
プロローグ
第一章 漂着
第二章 獣の島
第三章 南洋成金
第四章 南洋の東京
第五章 北ガラパン二丁目大通り
第六章 南村第一農場
第七章 海の生命線
第八章 軍島
第九章 戦禍
第十章 収容所
エピローグ
著者等紹介
野村進[ノムラススム]
1956年東京生まれ。ノンフィクションライター。『コリアン世界の旅』(講談社、1996年刊)で大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞を受賞。『アジア 新しい物語』(文藝春秋、1999年刊)でアジア・太平洋賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ノト