出版社内容情報
「私は人ではありません。数百年を旅して回り、メンタマグルメに興じています」
公園の雑木林を狩り場に、人間のメダマを狙う《猫》。
かかわったものに呪いをかけ、どこまでも追いかける《蛇》。
甘言で家を乗っ取り、金だけさらっていく《狐》。
古今東西、人間の陰に生き、喰らい、時に育てる化物たち。
その醜くて愛おしい姿を、とくと、ご覧あれ!
醜悪、異様、狡猾、艶然――。
恒川光太郎が描く、身の毛もよだつ究極のホラー七篇!
内容説明
「私は人ではありません。数百年を旅して回り、メンタマグルメに興じています」公園の雑木林を狩り場に、人間のメダマを狙う“猫”。かかわったものに呪いをかけ、どこまでも追いかける“蛇”。甘言で家を乗っ取り、金だけさらっていく“狐”。古今東西、人間の陰に生き、喰らい、時に育てる化物たち。その醜くて愛おしい姿を、さあ、ご覧あれ!
著者等紹介
恒川光太郎[ツネカワコウタロウ]
1973年東京都生まれ。2005年『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。同作で直木賞候補に。14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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