中公文庫<br> 目白雑録〈1〉―日々のあれこれ

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中公文庫
目白雑録〈1〉―日々のあれこれ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122076013
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

2002年4月から2005年1月まで、世に現れた様々な言説、小説、映画を取りあげ、鋭い批評性と切り口でばっさり読み解く、素敵で過激なエッセイ集! 
もちろん愛猫トラーも登場!

内容説明

『噂の娘』文庫版の巻末インタヴューの準備に追われ、ワイズマンの映画に通う多忙な日々。そんななかでも見逃せない、文壇、論壇に垂れ流される無神経な言説、日々の生活で出くわすおかしな現象。鋭い批評性をもってそれらをばっさり斬りつつ、愛猫トラーと映画への愛を甘やかに綴る、過激で知的な日記的エッセイ。

目次

頭の中身
「オヤジ」の言説に抗して
「『風流夢譚』の出版自体は罪ではないし、言論の自由として認められるべきだが、出版によって起こり得る事態を想定しなかったことは責められる」と、島田雅彦は書いた
夏風邪日記
夏ボケ日記
夏バテ日記
ノーテンキ日記
ジョーシキ日記
ヘトヘト日記
続・ヘトヘト日記
文学は無邪気さで時代を生きのびよう1
文学は無邪気さで時代を生きのびよう2
むずむず日記
語り得ぬもの?
老いの微笑
梅雨入り日記
夏風邪は馬鹿がひく
映画雑録
「禁煙空間」のひろがり
今月の馬鹿〔ほか〕

著者等紹介

金井美恵子[カナイミエコ]
1947年、群馬県高崎市生まれ。67年、「愛の生活」でデビュー、現代詩手帖賞受賞。79年、『プラトン的恋愛』で泉鏡花文学賞、88年、『タマや』で女流文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

阿部義彦

19
中公文庫の出たばかり一月の新刊です。金井美恵子さん、本業の小説は正直良く分からない所も有りますが、この日記風エッセイはかなり猛毒な小言幸兵衛もどきで、一気には読めずちびちび読了。今回納められたのは2002年から05年までの分で、今は無き「噂の真相」の話題や、著者の気に入らない書評家、編集者、文学者、コラムニストなどが遠慮なく実名でしかも呼び捨て出てきます。特に高橋源一郎は大嫌いみたいで何回も登場、私の好きな橋本治も私とタメの島田雅彦もよくあげつらわれてます。怖いもの無しで筒井康隆より怖いかも。でも読みたい2025/02/01

バーニング

1
2002年〜2005年までの、解説山本浩貴の表現を借りると「日記風エッセイ」である。基本的に文壇のおじさんたちへの悪口がたくさんあり、特に島田雅彦と高橋源一郎がめちゃくちゃやり玉に挙げられている。サッカーW杯の話を聞くと2002年だなと思うし、政治の話題になるとちょうど小泉政権期と被っているなとも思う。殺伐としているようで、日常や感情をとにかく書きなぐって記録しておきたいという物書きの性も伝わってくる。2025/02/03

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