出版社内容情報
織田信長 VS 斎藤龍興!!
永禄3(1560)年、
桶狭間の戦いで今川義元軍を撃破した信長は、
すぐさま斎藤龍興が支配する美濃攻略に乗り出す。
勇猛な柴田勝家、策士の丹羽長秀、人たらしの木下藤吉郎など
信長の家臣がめざましい働きぶりを見せるが、
なかなか攻め落とすことはできない。
一方、室町幕府の置かれた京には、不穏な空気が立ち籠めていた。
第十三代将軍足利義輝を邪魔に思う三好三人衆と松永久秀の軍勢が、
ついに御所を包囲する――。
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、
大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。
全八巻、隔月発売予定。
内容説明
桶狭間の戦いで今川義元軍を撃破した信長は、すぐさま斎藤龍興が支配する美濃攻略に乗り出すが、なかなか攻め落とすことができない。一方、室町幕府の置かれた京には、不穏な空気が立ち篭めていた。第十三代将軍足利義輝を邪魔に思う三好三人衆と松永久秀の軍勢が、ついに御所を包囲する―。
著者等紹介
岩室忍[イワムロシノブ]
『信長の軍師』(2017年)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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onasu
14
「天祐は信長にあり」3巻目。桶狭間の戦いの後、難航していた美濃の攻略を成し遂げ、浅井氏と結ぶためのお市の輿入、義昭を奉じての上洛、若狭から越前に攻め込むが浅井氏の離反により急遽の退却とその後の窮地を匂わせるところまで。 この期の王道になったため目新しさがない分、細かな工夫は凝らされており、著者の造詣の深さが感じられて安心して読んでいけるが、何作目かに読むのには些か面白みには欠けるか。2025/03/05
coldsurgeon
6
織田信長の生涯を、特異の視点・歴史観から描くシリーズ第3作。桶狭間の戦いの勝利の後、美濃攻略に乗り出すが、難渋を極める。一方、足利将軍義輝の惨殺により、信長の周囲の動きは、活発化する。信長とお市の方との関係性、領国拡大とその支配を盤石にするために、子沢山が必要と、帰蝶が信長に側室を次々と進める経緯、など歴史の流れに、思いがけない物語が組み込まれる。2025/04/21
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