中公文庫<br> 幸村を討て

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中公文庫
幸村を討て

  • 今村 翔吾【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 584p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075795
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

〈大坂の陣410周年〉

徳川・豊臣両家や諸将の思惑が交錯する大坂の陣。
亡き昌幸とその次男幸村――何年にもわたる真田父子の企みを読めず、翻弄される東西両軍。徳川家康、織田有楽斎、南条元忠、後藤又兵衛、伊達政宗、毛利勝永、ついには昌幸の長男信之までもが、口々に叫ぶ。「幸村を討て!」と……。戦国最後の戦いを通じて描く、親子、兄弟、そして「家」をめぐる、切なくも手に汗握る物語。
『塞王の楯』「羽州ぼろ鳶組」シリーズの熱さと『八本目の槍』の緻密な叙述を兼ね備え、家康を「探偵役」に紡がれた、単行本刊行時各紙誌絶賛の傑作歴史ミステリーが待望の文庫化!

【目次】
家康の疑
逃げよ有楽斎
南条の影
名こそ又兵衛
政宗の夢
勝永の誓い
真田の戦

解説 大矢博子

内容説明

諸将の思惑が交錯する、戦国最後の戦い・大坂の陣。知将真田昌幸の次男幸村の企みを読めず、徳川・豊臣両軍はともに翻弄される。ついには、徳川家康、織田有楽斎、伊達政宗、毛利勝永らが口々に叫んだ。「幸村を討て」と―。家族をテーマに綴られ、単行本時に各紙誌で絶賛された、切なくも手に汗握る傑作歴史ミステリー。

著者等紹介

今村翔吾[イマムラショウゴ]
1984年京都府生まれ。2017年刊行のデビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で、18年、第七回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第一〇回角川春樹小説賞を受賞。『童の神』と改題された同作は第一六〇回直木賞候補にもなった。20年『八本目の槍』で第四一回吉川英治文学新人賞と第八回野村胡堂文学賞を受賞。同年、『じんかん』が第一六三回直木賞候補になるとともに、第一一回山田風太郎賞を受賞。21年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。22年『塞王の楯』で第一六六回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yamatoshiuruhashi

54
大阪の陣で活躍した真田幸村。が、実は真田家の存亡をかけて兄・信之(信幸)との遠謀深慮が。終局、それを見破ろうとする家康との舌戦(まさにいくさだ!)がフィナーレを盛り上げる。今まで考えたこともなかった構図に興奮。真田太平記に魅せられた今村将吾の傑作である。池波正太郎も泉下で唸っているだろう。今年2冊目の登録。この歳になるまで、字が読めるようになって、こんなに読了本が少ないのは初めてである。老いをしみじみと。2025/02/06

Die-Go

34
図書館本。大坂の陣にて大いなる名を残した真田幸村。彼に関わった人々の幸村との謎めいた因縁とそこに秘められた家族愛を描く。面白かった~。★★★★☆2025/03/21

やま

16
大阪夏の陣・冬の陣を舞台にしたミステリー、真田一族の想い、幸村に関わった武将達の群像劇。読み応えのある内容でした。2025/01/16

ロマンチッカーnao

15
めっちゃ面白かった。最高でした。幕府側20万。大阪5万以下。決戦の日は、3万程度まで減ってるとしたら、その人数差で一番奥で采配をとっている家康の目前に現れ、追いかけ回したっていろんな本で読んでいるけど、どうやったらそんなことが出来るんだろう。って思っていたけど、本書を読んで納得。もちろん小説なんだけど、なるほどこうやったのかと長年の疑問が解けました。最高でした。2025/04/20

majimakira

15
大坂の陣で大御所・家康にあと一歩まで迫り、その命を脅かしたとされる真田左衛門佐信繁、いや、幸村。なぜ仕留められなかったのか。その謎を「なぜ仕留めなかったのか」とし、鍵を握る5人の人物の視点とエピソードを繋ぎながら解き明かしていく。家康自身が動く序章と最終章はさながらミステリーのそれであり、ごくりと唾を飲みながら読む手を止められない面白さ。個人的に最も思い入れのある、幸村の兄であり嫡子、伊豆守信之の「暗躍」と、ラストに乱世と泰平の境に立つことを感じ、真田家、そして父や弟の夢と、その絆を想う姿には痺れた。2024/12/29

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