出版社内容情報
尾張の虎と呼ばれた父信秀が死去し、19歳の信長が乱世に飛び出す時が来た。
聖徳寺にて斎藤道三との会見を成功させ、美濃という後ろ盾を得ると尾張統一へと突き進む。兵力で劣る戦いを知略でくぐり抜け、さらには前代未聞の鉄砲隊を密かに組織した信長。
ついに今川義元率いる大軍団との決戦の火蓋が切られる!
信長の旧臣太田牛一が著した『信長公記』に基づきながら、大胆な発想で信長が本能寺に散るまでを描く大河小説の幕開け!
大人気シリーズ『剣神』の岩室忍が一番書きたかった織田信長の生涯。全八巻、隔月発売予定。
内容説明
尾張の虎と呼ばれた父信秀が死去し、十九歳の信長が乱世に飛び出す時が来た。聖徳寺にて斎藤道三との会見を成功させ、美濃という後ろ盾を得ると尾張統一へと突き進む。兵力で劣る戦いを知略でくぐり抜け、さらには前代未聞の鉄砲隊を密かに組織した信長。ついに今川義元率いる大軍団との決戦の火蓋が切られる!
著者等紹介
岩室忍[イワムロシノブ]
『信長の軍師』(2017年)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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onasu
12
父・信秀が亡くなり露わになったのは、尾張国内での覇権争いと駿河からの侵攻。その両者で後ろ盾になってくれたのが岳父・蝮の道三で、やっと顔合わせができたが、程なく家督を譲った義龍との争いで討死。そうなると、駿河、美濃双方から圧迫を受け、やがては桶狭間の戦いへ。 著者の言われる通り、信長は負け戦も多く決して戦上手ではないが、長期的な戦略眼と大敗や無理攻めをせず、諦めないのが長けたところか。 桶狭間の戦いの描き方や織田一門の一口メモ、鉄砲調達の原資を津島湊に求めたり等、著者の信長への造詣の深さに脱帽しました。2024/12/24
coldsurgeon
7
織田信長の生涯を、特異の視点・歴史観から描くシリーズ第2作。帰蝶との婚儀後の、父信虎の死、斎藤道三との対面、尾張の統一、桶狭間の戦いの戦いを描く。信長の兄弟姉妹との関係、信長と子との関係などが、興味深く書かれている。歴史の多くを知るが、事実は複雑であり、物語として語るところの多い人物が、織田信長と言える。その天才性は、豊臣秀吉、徳川家康の比ではないことがわかる。2025/04/17
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