出版社内容情報
警視庁特捜一係堀田班の津原英太刑事たちは、宝飾店オーナー殺人事件の継続捜査を担当し、自供により容疑者を逮捕。だが直後、班員全員に異動辞令が下され、公判では警察の自白強要があったと証言されてしまう……。真実すら歪ませる巨大な闇を相手に、刑事たちは!? 〈ジウ〉サーガに連なる傑作、ついに新装版として登場!〈解説〉宇田川拓也
内容説明
警視庁特捜一係堀田班の津原英太刑事たちは、宝飾店オーナー殺人事件の継続捜査を担当し、自供により容疑者を逮捕。だが直後、班員全員に異動辞令が下され、公判では警察の自白強要があったと証言されてしまう…。真実すら歪ませる巨大な闇を相手に、刑事たちは!?歌舞伎町セブンのジロウの過去を描く物語が、新装版で登場!
著者等紹介
誉田哲也[ホンダテツヤ]
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第二回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第四回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんぶん
23
【古本購入】誉田哲也の警察小説として読んでみた、違う、何だこれは津原が馳と出会ってから物語は急展開する。 単なる警察物では無く巨悪を倒すというファンタジー小説になる。 「ジウ」の世界だ、そう言えば「ジロー」というキャラに似ている。 ジウに入るストーリーか・・・何処にでもある日常からスタートする物語、あれよあれよと言う間に引き返すことが出来ないノワール、誉田哲也はリンクする作家、ジローは、こういう風にドロップアウトしたか・・・2025/02/26
高箸やすめ
2
新装版で12年ぶりに読んだけど、細かい部分は全部忘れてたし、これがジロウの話なのだとは当時分かってなかったかも。大切にして欲しい人を数行で片付けてしまう躊躇いのなさの恐ろしさよ。2025/04/22
みろ
1
なんともごっつい話だった。で、途中離脱。。。_| ̄|○でも最後は知りたくて、もちろん最後から読んだ。こういう世界は、我には無理だった。つら過ぎて、法に背いても、誰もが幸せ気分に浸れるのが良いなぁ。ってことで、読んで△2025/01/30
taiyou gyousi
1
これを読んでいると、現実の社会とかなり重なっているように感じる。政治家の裏で社会を動かしている勢力。警察も手を出せない。重要な法案を通したい時にはわざと芸能ネタをかぶせてくる。今のフジテレビのスキャンダルも然り。 それを暴こうとすると、かなりの数の犠牲者が出るのは必至。2025/01/20
えっちゃん
0
一気に読んだ 勘違いして読む順番間違えたかも 大河内さんの状況を他の班員は最後まで 知らなかったと思うと(あってる?)つらい 思ってたより悲しい展開に終わって驚いた ジウシリーズ読んだ気がして読んでなかったかも2025/02/01