中公文庫<br> 完本 昭和史のおんな〈下〉

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中公文庫
完本 昭和史のおんな〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122075702
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C1121

出版社内容情報

〈昭和100年〉ほんの百年前を生きた女たちの苦闘。文藝春秋読者賞受賞
「昭和史というすらりとした言い方や書き方では包括できない生身の人間の話を、生活を書きたい」(『昭和史のおんな』単行本あとがき)。女性たちの埋もれた生を堀りおこし、文藝春秋読者賞を受賞したノンフィクション。二・二六事件の遺族を追う「雪の日のテロルの残映」が補完された完本を文庫化。「文庫版あとがき」を収録。〈解説〉酒井順子


下巻 目次
さまよえる「ノラ」
日中の懸橋 郭をとみと陶みさを
伝説のなかのプリマドンナ
夫の生還を信ず
小林多喜二への愛
雪の日のテロルの残映
あとがき
文庫版あとがき

解説 酒井順子

内容説明

昭和史というすらりとした言い方や書き方では包括できない生身の人間の話を、生活を書きたい―。女性たちの埋もれた生を掘りおこし、文藝春秋読者賞を受賞したノンフィクション。二・二六事件の遺族を追う「雪の日のテロルの残映」を増補した完本を文庫化。

目次

さまよえる「ノラ」
日中の懸橋 郭をとみと陶みさを
伝説のなかのプリマドンナ
夫の生還を信ず
小林多喜二への愛
雪の日のテロルの残映

著者等紹介

澤地久枝[サワチヒサエ]
昭和5年(1930)、東京生まれ。四歳のとき一家で満州へ移住、吉林市で敗戦を迎える。昭和24年、中央公論社に入社、かたわら早稲田大学第二文学部国文科を卒業。昭和38年、同社を退社し、五味川純平氏の『戦争と人間』資料助手を経て独立。著書に『火はわが胸中にあり』(日本ノンフィクション賞受賞)、『記録ミッドウェー海戦』(菊池寛賞受賞)など。平成20年度朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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totuboy

2
向田邦子氏のエッセイに澤地女史がちょくちょく出てきて、気になっていたところ、文庫化されたこの本を発見。1925-45年の歴史を学ぼうとすると、とかく戦争一色になり、軍部の動きや統制下での人々の暮らしばかりがクローズアップされる。しかし、この本を読むと、戦時下でありながら一人の人間として生々しく「生」を全うした人々の姿が浮かび上がってくる。あるものはその死が戦争への意識高揚のために用いられたり、あるものはいわゆる家制度の下の犠牲者となっていったりした。大変面白い本でした。2024/11/10

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