出版社内容情報
肉料理・東坡肉に宋代の詩人蘇東坡の名前が冠されているのはなぜ? 中華料理の多様な味わい、摩訶不思議な珍味の数々には、民衆、皇帝、文人たちのエピソードが隠されている。食と酒を愛する著者が、日本・中国各所で口にした美味・珍味とそのエピソードを語るエッセイ。〈解説〉平松洋子
内容説明
東坡肉に宋代の詩人・蘇東坡の名前が冠されているのはなぜ?中華料理の複雑な味わい、山海珍味の調理法には、歴史を彩る文人、皇帝、民衆たちのエピソードが秘められている。食と酒を愛する著者が、中国・日本の各所で口にしてきた美味佳肴とともに中華料理の奥深さを語るエッセイ。文庫化に際し「魯迅と楊梅焼」他を増補。
目次
東坡肉
蘿蔔漫談
覇王別姫
一字乾坤
鯉
チャプスイの話
馬肝
犬と魯智深
憎い敵を食べる話
袁枚と王小余
著者等紹介
南條竹則[ナンジョウタケノリ]
1958年東京生まれ。作家、翻訳家、英文学者。東京大学大学院英語英文学修士課程修了。学習院大学講師。93年『酒仙』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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